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髭。
僕は髭が薄い。
薄いって言うか、ほとんど生えていない。
大体、1週間か2週間に一度、安全剃刀で剃る位。
たまに忘れる。
忘れても、自分も顔をあわせる人も気づかないので、忘れたことに気づかないことも多い。
意識的に一ヶ月ばかりほうっておいたこともある。
ほとんど生えなかった。
いや、一応、あることはあるんだけどね。
髭というか、産毛というか。
顎の下の方にちょっと濃い、まあ、髭と呼べるのが2本。
唇の横と上にちょっと濃いのがそれぞれ1本ずつ。
口を突き出して鏡をよくみると、うん、まあ、あるっちゃあるんだよね。
その他、産毛が。
見るもまばらでみっともないことこの上ない。牛乳飲んだら水滴つきそう。
余りの見苦しさに耐えられずに剃ってしまった。
で、こんな風に髭が薄いって話をすると、「うらやましい」という人がたまにいる。


だけど、僕にしてみれば髭が濃い人だってうらやましい。
どうやら、人間って言うのはややこしくできてるらしく、ないものねだりが大好きらしい。


僕、あの、髭を剃る時のショリッした感じは、なかなかいいと思うんだよ。
肌を滑らせるカミソリへの、本当に軽い、あるかないかの抵抗、かすかな感触。
もう一度、同じ場所を滑らせると今度は抵抗なく滑り、『ああ、やっぱり剃れてたんだな。ふふ』と、実感する。
あの、ショリショリ剃る感じを毎日味わえるわけでしょ?
めんどうだとか、そんな意見もよく聞くけど。
とっても楽しそうじゃない。


それにね、僕はパイレーツオブカリビアンのジョニー・ディップみたいな髭が欲しいの。
あれは、破格にかっこいい。


いや、でもしかし、ジョニー・ディップはいい男だよねぇ!
ほれぼれする。
もう、みとれるくらいかっこいいよ。
オードリ・ヘップバーンを初めて見たときくらい衝撃的だった。
映画みたとき、全身の細胞が沸騰するかと思ったもん。
口から自然に溜息が漏れるの。
心臓がドキドキして、耳とか熱くなって。
映画自体はあれだけど、ジョニー・ディップはかっこいいね。
他にはこういう人って、オードリー・ヘップバーンにショーン・コネリーにジム・キャリーにクリストファー・ロイドにティナ・グレ……
って、あれ?結構たくさんいるな。
ま、いいや。


とにかく、パイレーツオブカリビアン見てから、僕は髭にメロメロなのです。
若い頃はジョニー・ディップみたいな髭。
年をとってからはインディに出演してるショーン・コネリーみたいな髭が理想。
うわあー!かっこいいよー!そんなことになったら、僕、渋すぎじゃん!


付け髭じゃなくて、撫ぜると直接感覚が伝わる髭が欲しい。
僕が髭が欲しいのは、人に見せるためじゃなくて、自分のためなんだから。
たまに、『頭を撫ぜるのと髭を撫ぜるのはどっちが気持ちいいんだろうか?』とか、くだらないことを考えて、まだ見ぬ髭の感覚に思いを馳せて悦に入ることがある。
ああいう時の自分って、本当に馬鹿だと思う。
真剣にインターネットで髭への頭皮移植の事例とか探してたりする。
そんなの、ない。
で、ないなら自分が第一号になったらどうだろうか、いや、もしも移植したって神経鈍くなるし、髭を撫ぜても気持ちよくないだろうな、とか考えたり。
あげくに、ノートに『髭レポート』まとめたり。
この、髭レポートには本当にくだらないことばかり、書いてある。
たまに見返すと恥ずかしくて死にたくなるので、早々に処分したいのだけど、有益な情報も載ってたりするので、なかなか捨てられない。


髭が欲しくてホルモン剤と基剤を混ぜて、手製の外皮用の薬(無駄毛促進剤?とでもいうの。また、無駄なもの作ったよね)を作って塗ってみたことまである。
元々、人に頼まれてレシピ作ったんだけど。
その人の使用評価があまりにも良かったので、頭の片隅で覚えていた。
で、塗ってみたけど、ほとんど変化がなかった。
その上、薬のせいで蒸れたのか知らないけど、鼻の下が荒れてしまった。
なにより、塗るのやめたらすぐに元に戻ってしまった。
僕には合わなかったみたいだ。
馬鹿らしい。
ああ、本当に馬鹿らしい。


そういう『髭、欲しいぞ』の気持ちの裏返しなのか、僕は人の髭を見るとむしりたい衝動にかられるみたいなんだよね。
自覚はないし、普段はむしりたいなんて、そんな事はまったく考えていないのだけど。
せいぜい渋いおじさんの髭みて、『ああ、ちょっと羨ましいよなぁ。あれも』とか考えるくらい。


でも、たまに酒に酔うと人の髭をおもむろに毟ったりするらしいから、これはきっと、心の奥底の自制されてる願望が出てきてるって事なんだろう。
髭を毟られるのは、かなり、痛いそうだ。
むしった後で、めっぽう怒られる事になる。


うん。おぼろげながら、多少は覚えてるの。
なにやったかは。
隣で酒を飲んでる友達の髭。
手を伸ばして一本、ぶちんっと引き抜くと、相手は
「いっっってーーー!!」なんて声を上げて飛び上がる。
痛そうにしてる。
それを見て、なにか言い知れぬ感動を味わい、ドキドキしながら
「いたい?ねえ、痛い?」とか聞いたりする。
相手に「痛いに決まってんだろ!」とか言われると、「やっぱり痛いんだぁ……っ!」なんて、しみじみ納得して、「ねえねえ、それじゃ、こっちの顎と鼻の下はどっちが痛い?」とか言い出して、また手を伸ばして引き抜こうとして怒られて……


ああ、そうだよね。
馬鹿だよ。
わかってるって。



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【2005/11/04 01:12】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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